こんにちは。スタジオロハスです!
運動した2、3日後に筋肉痛がきたり、運動をしたのに筋肉痛がこなかったら
「年をとったなぁ」なんて思っていませんか?
それ、迷信です!!
今日は遅れてくる筋肉痛についてお話したいと思います。
筋肉痛のメカニズム
筋肉痛には2種類あり、
運動中や直後におこる即発制筋肉痛と
運動後数時間から数日後に遅れてくる筋肉痛を遅発性筋肉痛があります。
一般的に筋肉痛は後者の遅発性筋肉痛のことを言っていることが多いです。
以前は筋肉痛の原因が乳酸と言われていることがありましたが、現在は乳酸は疲労物質ではなく、エネルギーとして再利用していることがわかりました。
では、なぜ筋肉痛が生じるのかというと、トレーニングによって筋肉がわずかに傷ついた状態になるからです。
筋肉が大きくなる仕組みも、この傷を直す過程で起こります。
目で見えるような傷ではありませんが、トレーニングによって筋線維に傷がつき、それを修復する過程で痛みを感じる物質が出ることで私たちは筋肉痛として感じます。
筋肉痛と年齢は関係ない
筋肉痛が出るのは、筋線維についた傷を治す過程で出る物質のためです。
なので、筋肉痛の前提としては、筋肉に傷ができるほどの運動をしているかが重要になります。
運動をしたのに、筋肉痛が来ないと言っている方は有酸素運動や負荷の軽い運動をゆっくりと行なっている可能性が高いです。
つまり、筋肉痛になるほどのトレーニングをしていないということですね。
筋肉痛となる傷は筋肉が引き伸ばされるようにしながら力を出す時につきやすくなります。
例えば、スクワットで下に沈む時の前もも(大腿四頭筋)や
腹筋で体を後ろに倒していく時に感じる腹直筋の辛さですね。
そして、ある程度の負荷をかけているのに筋肉痛が遅れるという方は、普段から筋肉への刺激が少なかった可能性があります。
運動不足ということです。
運動不足になっている筋肉はそもそも筋肉量が少ないので、酸素や栄養素が十分に行き届きにくい状態です。
酸素や栄養素が行き届きにくいということは、傷を回復する過程が十分ではないということなので、反応が低下しています。
反対に普段から負荷をかけて運動していている人は筋肉への循環が良くなっているので筋肉痛を早く感じることができます。
年齢を重ねると、普段から負荷のある運動をしていない場合が増えてくるので、加齢のせいで筋肉痛が遅れると思われてしまうんですよね。
なので、定期的に負荷のある運動をしていれば、年齢を重ねても筋肉痛はすぐに来ます。
筋肉痛がなければダメなのか?といった疑問も出てくるかと思いますが、その話はまた後日できればと思います。
今後もみなさんの疑問を解決でき、健康を届けられる内容を発信していきたいと思うので、お気軽にスタッフに質問くださいね!
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